お祝いのお返しのマナー

お祝い返しは半返し
お祝い返しは半返しが基本となります。
これは、お祝い返しのルールとなっており、頂いた品物の半分くらいの金額の物をお送りするという物になります。
この半返しよりも極端に少ない金額の贈り物である場合には、マナー違反とされてしまいますので、贈る品物に対しては気を使って選ぶようにしましょう。
しかし、この半返しにこだわり過ぎるのもいけません。
特にご両親からの出産祝いのような場合には、お返しするお金があったら、そのお金を使って孫を見せに来てほしいといった気持ちもあるかも知れません。
親しい友人の場合には、お返しよりも赤ちゃんに使って欲しいといった気持ちもあるかもしれません。
そのような時には、お祝い返しをしてしまうと、贈った側が、逆に気を使わせてしまったと思ってしまう事もあると思いますので、必ず半返しを徹底する必要はありません。
お祝い返しを送る時期
お祝い返しを贈る際には、その贈る時期も重要になります。
お祝い返しを贈るタイミングとしては、お祝いを貰ってから一ヶ月以内というのが規準になってきます。
一ヶ月以内という基準がありますが、できれば一日でも早くお祝い返しを贈るようにしてください。
お祝い返しは、お祝いを貰って感謝していることを伝える為に送りますので、相手が送ってくれた時の気持ちが残っているうちに贈るようにしてください。
ただし、お祝いを貰った翌日に、相手にお祝い返しが届いてしまうというのも頂けません。
あまりに早いタイミングですと、お祝い返しの品をしっかりと選んでいないようなイメージがついてしまいますし、もしかしたらお祝いが貰える事を前提にしていたからお祝い返しがすでに用意されていたなど余計な事を考えてしまう方もいたりしますので、少し間をあけるというのはとても重要なポイントになります。
極端にお祝い返しが遅れてしまった場合には、お詫びの言葉を添えたお礼状も添えてお祝い返しを贈るようにしてください。
また、事前に連絡を入れておいて、お返しが遅れた事を伝え、お祝い返しを贈った事を伝えてください。